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2010年12月24日(金)更新

三菱東京UFJ銀行の行員が納付金を着服

三菱東京UFJ銀行でこんな事件がありました。

朝日新聞のWEB版より一部引用
 三菱東京UFJ銀行新松戸支店(松戸市)の30代の女性行員が、納付された市・県民税、国民健康保険料などの一部を少なくとも半年にわたって着服していたことが分かった。行員は一括納付された税金などを、年数回の納期限ごとの期別納付であるように装い、浮いた金を着服。納期限が来ると入金して、発覚を免れていたという。
 流山市の市民が、同支店の窓口で今年度分の国民健康保険料を全額支払ったにもかかわらず、その後、同支店以外の別の口座から一部が引き落とされていると訴えたことから、今月上旬、着服が発覚した。
同行が、取り扱った行員から事情を聴いたところ、今年6月ごろから、同様な手口で国保料のほか、市・県民税や固定資産税を着服していたことを認めた。行員は、納税者には一括納付の領収書を渡していたが、実際には期別納付で処理して一期分だけを納金、その後は期別の納付期限に合わせて、着服したお金をやりくりする「自転車操業」で入金を重ね、疑いをもたれないようにしていたという。行員の家からは未使用の期別納付書も見つかった。
引用終わり

だけど、こんな手口では着服するにしても手間がかかるし、大した金額を手に入れることは出来ないような気がしますが。

市・県民税や固定資産税の納付などは各期の納付書と一括の納付書がありますね。銀行に行ったらそのまま渡してしまうし、一括の納付書に領収印があれば他の納付書が無くなっていてもあまり気にならないでしょう。

会社だと経理上必要でしょうから、銀行で支払えば納付書は保存しておくでしょうけど、個人だとしばらくしたら捨ててしまう人もいるのではないでしょうか。すぐに銀行で支払ったと証明できるように領収印の押してある納付書はしばらく保存しておきましょう。
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