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2011年01月26日(水)更新

城南信用金庫の改革

城南信用金庫は2001年に京都中央信用金庫が誕生するまでは、預金量・融資量ともに1位の大きな信用金庫ですが、去年11月に理事長が交代しました。その理由というのは、元理事長であった真壁実氏の影響力排除があったようです。

前理事長の深沢浩二氏は真壁氏の女婿であり、それ以外にも真壁氏の息子や孫が城南信用金庫や関連会社にいる等、真壁氏の影響力は相当のものだったようで、今回の理事長交代と真壁常任相談役の退任によって、深沢前理事長と真壁氏を追放しました。

吉原新理事長は人事に関して以下のルールを定めました。

理事長の定年は60歳、任期は最長4年
理事長の年収上限を支店長以下の1200万円
3親等内の就職を不可

今後は特定人物の強い影響を受けないよう上記の対策を取ったみたいですね。

また、今はほとんどの金融機関で投資信託などのリスクがある商品を取り扱っていますが、城南信用金庫は取り扱ってきませんでした。今後もリスクのある金融商品は取り扱わない方針のようです。
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