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2011年04月04日(月)更新

代理現金払い戻し

 東日本大震災によって、取引銀行の店舗がない地域に避難している被災者のために、東邦銀行(本店、福島県)や常陽銀行(本店、茨城県)では、ほかの銀行の協力を得て代理現金払い戻しを行っています。
 
これは他の金融機関と連携し、本人確認ができれば自行顧客の預金を他行で払い戻すことができる制度です。
 
八十二銀行、足利銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、横浜銀行、第四銀行、千葉銀行、山形銀行等が提携し取り扱っています。
 
対象は法人・個人で、普通、当座、貯蓄、納税準備、定期、通知の各預金。
 
本人確認(運転免許証などをもとに、ファックスなどで東邦、常陽銀行に照会)を行い、通帳・印鑑が揃う場合は預金残高の範囲内で1口座あたり1日100万円まで、揃わない場合でも10万円まで払い出しを行います。
 
信用金庫でも、以下の信用金庫に普通預金または貯蓄預金を持っている個人については、1口座について、1日1回残高の範囲内でかつ10万円を限度に払い戻すことができます。3月28日以降、全国の信用金庫(取扱い体制の整った信用金庫)で対応します。
 
・宮古信用金庫
・石巻信用金庫
・気仙沼信用金庫
・ひまわり信用金庫
・あぶくま信用金庫
 
被災した方が私のブログなんて見ていないでしょうけど、一応書いてみました。
 
銀行や信用金庫のホームページを見ると、「本人であることを確認できる書類を持参してください」、あるいは「できる限り持参してください」とあります。何も持たずに避難した人も多いでしょうから、作業に時間がかかるケースもありそうですね。