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2011年08月03日(水)更新

そんな大金ないですよ

2011年08月03日のasahi.comより一部引用
2日正午ごろ、由利本荘市西目町沼田の北都銀行西目支店(熊谷和秋支店長)に男が押し入り、金を要求したが何もとらずに逃走、約30分後、約1・5キロ離れた同市船岡の農道で由利本荘署員に見つかり、強盗未遂の疑いで緊急逮捕された。店内に利用客はおらず、行員3人がいたが、けが人はなかった。調べでは、高橋容疑者は店のカウンターに、粘着テープで巻かれた密閉容器(縦約20センチ×横約15センチ×高さ約30センチ)を置き、女性行員に「これは爆発物です。私の指示で爆発します。1億5千万円を用意して下さい」と書かれたメモを渡して脅迫し、金を奪おうとした疑いがある。支店長が応接室に案内し、「大金はありません」と話すと、駐車場に止めていた乗用車で逃走した。容器は爆発物ではなかったという。
ここまで引用

銀行というとお金がたくさんあるようなイメージを持ってしまいますが、支店の金庫の中には意外とお金はありません。
 
今までの経験から、通常これ位は必要だろうという金額に少し上乗せした程度しか置いておきません。もちろん犯罪の被害にあわないようにするためです。もし多額の現金が入金されたら、支店には置いておかずその日のうちに本部に輸送してしまいます。
 
大都市にある大手銀行の支店ならそれなりの現金は用意しているでしょうが、秋田県ののどかな地域でしかも店内に行員が3人だけの支店で、1億5千万円を用意しろなんて無理な話です。
 
ちょうどお客はいなかったし、行員にも被害はなかったようで何よりです。