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2012年06月02日(土)更新

金融機関は今年も節電に協力します

6月から9月末まではスーパークールビズだそうです。
 

政府は5月18日に今夏の電力需給対策として、7月2日から9月7日の平日(8月13日から15日を除く)午前9時から午後8時までの間、沖縄を除いて全国的に節電を要請、数値目標は関西15%、九州10%、北海道・四国が7%、中部・北陸・中国5%となりました。


これを受けて、金融庁は7電力管内(北海道、関西、九州、四国、中部、北陸、中国)の金融機関に対して節電を要請します。数値目標のある電力会社管内の金融機関に対しては、昨年の夏同様に節電行動計画の提出を求めます。


夏でもエアコンが効きすぎて寒いイメージのある金融機関も、去年は節電にはかなり協力しました。ある信用金庫では、お客様と直接接しない本部はエアコンを使わず扇風機、エレベーターは使わず階段を利用するようにしました。他の金融機関でも、多少の差はあっても同じような感じで節電に協力しました。


営業店では設定温度が低いと「節電に協力しないとは何事だ」と怒る人がいたと聞きました。でも逆に温度を上げると、暑いと怒る人もいたそうですけど。


渉外担当者は暑い外を営業して戻ってきても、支店内も暑く(顧客が立ち入らない部屋はエアコン禁止にした金融機関がありました)、体調を崩す行員も出ました。昼間の電気代が高くなるようですが、銀行員が来てくれたときだけでも設定温度を低くしてあげれば喜ばれますし、融資の相談もゆっくり聞いてくれるかもしれませんね。