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2010年10月07日(木)更新

法人会

弊社は市川法人会に加入しています。地元の商工会議所より年会費が安いのに、セミナーや懇親会等の活動が活発なので今年度から加入しました。

今日、税務懇談会というのがあったので参加してきました。22年の税制改正の説明があるということで期待していたのですが、簡単な説明しかなくてちょっと残念でした。しかし、その後の税金クイズでは3等賞(お酒等が入っていました)を頂きました。

クイズの後には交流会があって、市川市に知り合いのいない私にとっては、地元の経営者さんとお話しができる貴重な時間となりました。

資金繰りの苦しい会社さんに呼ばれて決算書を拝見すると、諸会費の金額が高い会社さんを時々見かけます。内容を確認しようと元帳をチェックすると、お付き合いだけで入っているものが結構あったりします。

もしただ会費を払っているだけなら、思い切って辞めてしまいましょう。「どうせ数万円あるいは数十万円にしかならないから」と言う方がいますが、それは明らかな間違いです。諸会費だけでなく、支払った経費が経営にどれだけ貢献しているかを経営者はチェックしなければいけないはずです。

そういえば、市川法人会では新会員獲得運動をしているそうです。市川だけでなくどこの法人会でも同様だと思います。まだ法人会に加入したことがない経営者さん、とりあえず1年だけでも会員になってみませんか?

2010年10月06日(水)更新

プレミアムカード

私はダイナースカードを持っていましたが、8月の下旬に解約しました。約2年前にドリームゲートに登録されている私を見つけて電話営業してきました。結局、西友で一度使っただけでした。

そのときの営業の方は、ダイナースの顧客でも延滞する人が増えてきて、優良顧客獲得のため実験的に士業やコンサルタントに電話営業しているということでした。

そして、今日お伺いした会社の社長さん、アメックスが大好きな方ですがダイナースカードを作っていました。しかもプレミアムカード。

以前はアメックスのセンチュリオンカード(黒いカードですね)も所有していた方ですが、まさかダイナースがいきなりプレミアムカードを発行するとは驚きました。

やはり私のときと同じように、ホームページで気に入った社長に電話営業しているそうです。

どこのカード会社も会費収入を得たいからかゴールドカードの案内がよく届きますが、最初からプレミアムじゃなんだか有り難味がないですね。

年会費の高いカードに興味ある方はチャンスかも知れません。センチュリオンカードは例外としても、ゴールドカードを利用してカード会社からのお誘いを待つのが基本ですが、こちらから電話してプレミアムカードを取得できる事もあります。結構いい金額使っているけど、ずっとプレミアムカードの誘いが来
ないという方は電話連絡してみるといいでしょう。私もそれでJCBのザ・クラスを手に入れました。

2010年10月05日(火)更新

来てくれないなら行きましょう

有料相談で今日お伺いした千葉県の会社さん。過去の欠損金はあるけど最近は2期連続で黒字を計上、設備工事関係だけど大手企業からの信頼もあり思ったよりも決算書は悪くない。

以前は担当者が訪問してくれたのですが、最近は全く来てくれない。うちの会社はもう銀行から見捨てられたのでしょうか?とお悩みでした。

来てくれないと怒る社長は中小企業だと多いのですが、今回の会社さんは少し落ち込んでいました。でも来てくれないからといって、銀行が見捨てた訳ではありません。

銀行員の仕事量が増加して細かく訪問できていない、あるいは前任者との引継ぎが上手くいかなかった等の理由があると思います。

来てくれない様だったらこちらから訪問すればいいのです。毎月は無理にしても3ヶ月に1回程度、試算表等を持って途中経過を報告したいという理由で行けば、よほどのことがない限り冷たい態度は取られないでしょう。

担当者と約束した日時に、窓口で試算表の内容や今後のことを簡単に説明すればいいでしょう。もし、お互いの予定が合わないようだったら、窓口で試算表を渡してくれるようお願いしましょう。親切な銀行だったら、担当者の上司が会ってくれると思います。

2010年10月04日(月)更新

決算書以外の材料を評価

信用保証協会の保証審査が最近とてもやさしいように感じることが何回かありました。先月から顧問契約を結んでくれたお客様、会社設立してから4期経っても一度も利益が出ていない。

完全な債務超過で、公庫からは借りすぎだからしばらく融資は控えたいと完全に否決されましたが、東京信用保証協会は増額の借換えにあっさり応じてくれました。

ただ、毎期赤字で今期も結局赤字になりそうですが、審査にプラスに働く事が無かった訳ではありません。毎年赤字という状況を打破するため、数社の優良固定客の獲得に成功。来期は初めての黒字計上が見えてきました。

不況で市場規模は縮小傾向の業種ですが、営業で結果を出しつつあるところを評価してくれたようです。

赤字や債務超過の決算書、借入残高がとても多い中小企業というのはたくさんあると思いますが、過去の数字が記載された決算書以外で融資審査にプラスになるものはありませんか。銀行も信用保証協会も何か審査上プラスになる材料を求めています。

2010年10月01日(金)更新

起業するときの相談相手

景気がよくないせいか、起業したいというご相談がめっきり減っていましたが、飲食業で独立したいという方のご自宅にお伺いしてきました。

とても有名な飲食店で10年以上経験を積んで、ある程度の自己資金もご自身で用意されている。そして、計画内容もしっかりされていたので、融資も希望額出そうな感じでした。

ドリームゲートで資金調達アドバイザーをしていたときにも、起業したい人のメールや面談による相談を受けていたのですが、変な相談や起業を甘く考えている人が意外といます。

今までで一番訳がわからない質問は、「株の配当や不動産収入を得ながら、オーストラリアの海を眺めてのんびり生活したいのですが、そのような生活を送れるようになるには、どういう商売を始めたらいいですか? できるだけ楽なのがいいのですけど。」という内容でした。

それ以外にも、会社で嫌なことがあったから起業したいのでは?という人や、うまい話に乗せられている人も時々見かけます。

そういう人に会うと、私やお客様の苦労話をしてリスクの高い独立はしないようアドバイスをしています。

ところで、起業するときの相談相手というと、私みたいなコンサルタントもいるでしょうが、他の経営者仲間、家族、公的機関、税理士などがあるでしょう。私はその中でも一番大切なのは同じ業種の経営者だと思います。

すぐ近くに店を出しますといったらあまり協力してくれないでしょうが、一番大切なそして貴重なアドバイスをくれるのは同業種の経営者です。ぜひ信頼できる同業種の先輩経営者との人脈を作っておくといいです。
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