銀行融資取引コンサルタントのブログ | 経営者会報 (社長ブログ)
銀行融資コンサルタント 瀬野 正博 の銀行融資取引や資金調達に関するブログです
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2012年05月23日(水)更新
新入職員の安全運転講習
先月4月12日に京都市東山区で自動車の暴走事故が発生してから、京都府亀岡市、千葉県館山市、愛知県岡崎市と立て続けに発生しました。銀行員は自動車やバイクをよく利用することから、安全運転を徹底するよう指示している銀行もあるでしょう。
私は自動車やバイクというものに全く興味がないのですが、若い人を中心に自動車やバイクには興味がないという人が多いように感じます。収入的に所有したり維持することが難しい人が増えていることもあるでしょうし、趣味の多様化等様々な要因があるのでしょう。そのため、運転免許証は持っているけど、私みたいに身分証明書になっているペーパードライバーが私の周りの若い人には多いです。
銀行なら外で営業するときは自動車やバイクを使うことは当然あり得るわけですが、そういう若者が多いためか運転が苦手な新入行員が増えてきているようです。免許を取ってから運転をしたことがない人もいて、営業ノルマよりも行員が事故を起こさず帰ってくるか心配なんていう話も聞きます。
ある信用金庫ではそんな若い職員のために、4月下旬に安全運転講習を行いました。来年度以降も新人研修で行う予定だそうです。他でもこういう研修が行われそうですね。
2012年04月19日(木)更新
セミナーに参加してきました
私は、Twitterは飽きてしまったのですが、Facebookはお付き合い程度に利用しています。SNSが急速に普及して、私のまわりでも利用している人はかなり多いです。
しかしその一方で、SNSによる問題点も出てきました。有名人が来店したことや他人を中傷する内容をTwitterやFacebookに書き込んだり、社内情報を漏えいさせたり等、企業側に大きなダメージを与える事件も発生し、ニュースになることもよくあります。
そのようなトラブルを予防するためのセミナーに今日参加してきました。セミナーの講師の方からは、それに対する対策やSNSに対応した諸規程サンプルを頂いてきました。
中小企業(特に零細企業)だと雇用契約書とか就業規則といった書類ですら、しっかり整備されていない状態の会社が結構あります。
どうしても営業、税金、資金繰りのことが中心になって、労務関係が疎かになってしまうのも仕方ないのかもしれませんが、最近は労働トラブルが増加していますし、SNSの利用でトラブルが発生することも考えられます。就業規則だけでなくインターネット使用に関する規程の作成や、秘密保持に関する誓約書を従業員と取り交わしておいた方がいいのかもしれません。
労務関係で自社がそのようなリスクを抱えていないか、お知り合いの社会保険労務士さんに一度相談されるといいと思います。
2011年07月08日(金)更新
未払いの残業代
残業代については、私のお客様でこんな会社さんがあります。
製造業のその会社さんは、資金繰りが苦しいからと社員は定時で帰らせ、そして役員が残業して仕事をしている。でもしばらくすると帰ったはずの全社員が会社に戻ってきて仕事をしている。
社長が「何をやっているんだ?」と尋ねると、「自分の車を修理している」、「バイクをいじっている」、「俺の好きなことをただやっているだけ」と言いながら仕事をしています。
社長が「残業代払えないから困る」と言っても、「俺たち仕事なんてしていない、好きなことを勝手にやっているだけ」と言います。みんな会社が苦しいのを理解し、とても忙しい時は自ら進んでサービス残業をしていました。
その話を社長は私に嬉しそうに話してくれましたし、とても感謝していました。リーマンショック、東日本大震災の影響を受けながらも、少しずつ再生に向かっています。
でも実際、給与に関するトラブルは増加してきたとその社労士さんは教えてくれました。心配な経営者さんは一度専門家に相談したほうがよさそうですね。
2011年01月13日(木)更新
三菱東京UFJ銀行が制服を廃止
家内がある支店で働いていますが、その影響でスーツを買わないといけなくなり、貧乏な我が家には大変な出費です。少しでも安いところを探しています。
女性で高卒でも課長職以上にでもなれば、年収が1000万円以上にでもなるだろうけど、支店によってはスーツ着用だとか、おとなしい(地味な)色やデザインといろいろいうなら、若手の行員、派遣社員、パートだけでも制服を支給してください。
制服はすべて返却しなければなりません。家内は無くしたら始末書ものだと焦っていましたが、すべてありました。
2010年12月06日(月)更新
忘年会
自分の会社を立ち上げてからは、外でお酒を飲む事がかなり減りましたから、誘われるとうれしいですね。今は飲みに行くというと楽しいですが、社会人になったばかりのころは本当に嫌でした。
銀行員になってある支店の時のことですが、ほとんど毎日のように男子行員は飲みに付き合わされて大変でした。さらに夫婦関係が悪い支店長だったりすると、早く帰りたくないから余計付き合わされる。奥さんや子供は言うこと聞かなくても、行員は支店長には絶対服従だから部下は喜んで従う、だから家族といるよりも部下といたほうが楽しい。そんな支店でした。
私は多少飲めたからいいけど、全く飲めない先輩はいじめられてかわいそうでした。ビールと日本酒を混ぜたり、焼き鳥のタレとビールを混ぜて飲ませたり、とにかくお酒の飲み方が下品でした。
最近はあまり強引に飲ませるとアルコールハラスメントになってしまうから、無理やり飲ませるとか一気飲みは多少減っているのかもしれませんが、今でも酒が飲めないやつは仕事ができないとか、飲んで強くなるんだなんて思っている人はまだいるのでしょうね。
どこかの歌舞伎役者みたいにならないよう、お酒の飲みすぎには気をつけましょう。
2010年11月29日(月)更新
一部の金融機関で既卒者の新卒扱い採用を開始
そして、その人達に共通するのは、とてもおとなしい男子で、真面目で人は良い、でも自分から積極的に動かない性格だと言います。だから、スーパーで時給900円位のバイトをして、両親と一緒に生活すればとりあえずやっていけるから、ゆっくり仕事探しをすればいいや、という感じらしいです。
スーパーの経営者さんは、辞めないで働いてくれるのは嬉しいけど、複雑な気持ちらしいです。
厚生労働省と文部科学省の調査によると、来春卒業予定の大学生の就職内定率が10月1日現在57.6%で、96年の調査以来最低です。
政府は卒業後3年以内の既卒者の新卒扱い採用を打ち出し、産業界にその対応を求めています。文部科学省、厚生労働省、経済産業省の各大臣は全国銀行協会などにも文書で要請しています。それを受けて、金融機関でも募集を開始し、東邦銀行や多摩信用金庫で取り組み始めています。
就職難が続いていて、こういう採用のチャンスが広がるのはいいのですが、どこも採用してくれなかったということで、どうしても厳しい見方をされてしまうのかなと危惧されます。保守的な金融機関のことですから、社会全体で広がり始める、あるいは他行でやり始めたからうちもやる、という動きになるのかなと思います。
2010年10月21日(木)更新
社員のメンタルヘルス対策を
昨日会ったお客様のところでも、会社のキーマンとも言える社員がうつ病になってしまったとお話がありました。経営改善のために人を減らさなければならなかったことや、その社員に責任が集中してしまったことが原因だったようです。
昔の人はストレスに強く、今の人が弱いのかよくわかりませんが、2003年3月にいわゆる「電通裁判」で、職場のストレスでうつ病になった社員が自殺したことについて、企業に損害賠償責任を認める判決を下しました。
これによって、社員が心身の健康管理を怠ったのが原因という会社側の言い分が通らなくなり、社員のメンタルヘルス対策を会社が行わなければならなくなっています。
大企業でしたら訴えられて損害賠償金を支払っても経営はしていけるでしょうが、中小企業でしたら一気に経営が傾くところが多いはずです。賠償金は支払えたとしても、自殺者でも出たら取引先や取引金融機関に対しても悪影響が出るかもしれません。
常日頃から、上司は部下に対して何か変化はないか、1人に責任や仕事が集中していないかということには注意しておきましょう。そして、何かあったときには会社として早めの対策を取りましょう。
私の住んでいる本八幡駅周辺に精神科の病院が増えています。それだけ心の病を持っている人が増えているということでしょうか。
2010年10月12日(火)更新
採用試験にバスケットボールの試合
福島県郡山市に本店のある郡山信用金庫では、10年度から新採用試験にバスケットボールの試合を取り入れました。当然ですけど勝ち負けが目的ではなく、積極性や協調性等を判断するのが目的です。それに運動量、リーダーシップ、声を出しているかも重要です。
来年度以降も実施するかは未定らしいですが、今後も面接以外の試験で個人の資質を判断できる試験を実施したいとしています。面接だけでは学生の事をすべて把握するのは難しいでしょうし、信金マンとして支店に配属されたら、体力、協調性等必要ですから、採用試験の一つとしてスポーツを導入するのはと
てもいいことです。
私のお客様にも、ちょっと変わった採用試験を行っている会社さんがあります。それは、最終面接で社長とカードゲームをして勝ったら採用というものです。何でそんなことするのですか?と尋ねたら、「僕より運のいい人採用したら、今以上に運の良い会社になれるのでは?と思うから」というお答えでした。
そのとき採用した従業員さん、今ではとても重要な戦力となって頑張っています。
面接以外のことをするのは、面接とは違った別の顔を見ることができるはずです。採用試験の際には、何か一つ取り入れてみるといいでしょう。
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